店主日誌
2002年4月

4/28
(日)

 新宿武蔵野館の7階で韓国映画『友へ チング』を、3階で中国映画『鬼が来た!』を観た。圧倒的にに凄みのある『鬼が来た!』は見ながら黒澤明の『七人の侍』を何回も思い起こさせた。それでいて主人公に容易に同化させることはない。ラストはスペイン映画『蝶の舌』をも喚起させる。

4/27
(土)

 1ヶ月後に使用するかどうするか、モノを見てからということで某有名歌手の公演後の楽屋にお邪魔する。ストラップをつけて演奏できるか確かめる。多分OKが出るだろう。 

4/23
(火)

 日本テレビ、『メレンゲの気持ち』5月18日放送の収録に上妻宏光氏、番組リポーターおさる氏来店。30分も上妻コーナーがあるそうだ。フアン必見!

4/20
(土)

 先日、日比谷公会堂で『サイレント三味線』のデモンストレーションをやったが、その反応がこのところメールや電話で相次いでいる。

4/17
(水)

 和音であんみ通コンサート。“夢絃21”を使用するので山口名人が手伝いに行く。本番を見たが初使用の前回よりも音が良く通りご当人達もやり易かったようだ。

4/16
(火)

 林英哲『澪の蓮』コンサートを青山劇場で山口新人と見る。彼は初めて林英哲を見て大変な衝撃を受けた様子。私もいつものようにラストで「エイ、テ、ツウー!!」と一声叫ぶ。お隣りの女性が突然の大声にビックリされた様子だったが・・・。

4/7
(日)

 NHK102スタジオ、5月2日放送『バラエティ・これが津軽三味線だ!』の収録。局よりバックに置く三味線の貸し出し依頼を受け、番組の進行を一日見ることになる。出演は澤田勝秋、木下伸市、上妻宏光、吉田兄弟、あうん、長山洋子。ゲストに渡辺香津美、モト冬樹、伊奈かっぺい、新良幸人。司会が渡辺徹と磯野貴理子。他にも多数出演者あり。密度の濃い魅力的な番組になりそうだ。

4/6
(土)

 『第5回津軽三味線コンクール』日本民謡協会主催、日比谷公会堂に初出店する。6件の同業者と籤引きの末、一番目立つ場所に陣取ってしまった。初めてなので隅の方でと思っていたのに、皆さんに申し訳ないような・・・と言いながらセッセと準備にかかる。今回の目玉は『サイレント三味線』(7月発売予定)だ。それを真ん中にドンと置き、ミキサー(多重録音機)、シーケンサーなどの音響機材を慣れた手運びで“夢絃21クリエーター”山口名人が山口新人とともに組み立ててゆく。ギター、ベースもセットしてヘッドホン5本が使用できるようにし、たちまちのうちにちょっとした“スタジオ”状態が現出する。音が出る頃になると(実際には通りがかりのお客様には殆んど何も聞こえないのだが)音の出ない三味線とギターを弾く姿にもの珍しく思ったお客様が立ち止まり、なんだ、なんだと黒山の人だかりになり、ヘッドホンを初めて耳にしてその音を聴く皆さんのビックリ仰天振りが想像していた通りで面白き。
 今日のコンクール出場者はもちろん、若い人から様々なお客様が興味を持って来て下さる。ゲスト出演の上妻宏光さんや、木下伸市さんも来る。木下さんは2回もサイレント三味線をギター、ベースに合わせて即興で弾いて・・・ヘッドホンの聞きまわしが続き、1曲終わるたびに拍手が沸き起こる。サインのおねだり、一緒に記念写真をと二人とも若い子からベテランまで大変なもてようだ。他にも沢山の奏者が同様に試弾を繰り返す。『サイレント三味線』初お目見えのこの日、3丁の予約を受ける。

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