店主日誌
2001年6月

6/18
(月)

★夜中3時過ぎ、突然の大声援に目が覚める。セリエA、ローマの優勝が決まった瞬間だった。家に帰ってからテレビを見てたのだが不覚にも眠ってしまった。。中田がゴールするシーンが繰り返され、前日見たスポーツ紙の一面の見出しが重なる。「中田が伝説になる!ゴールして優勝』。朝刊を見ると、あれは、これまでの中田のハイライトシーンだったのだ。全ては夢見心地にてまた眠りに入る。

★北とぴあに『鼓童』を見に行く。荒川区もすぐ隣町出身の見留知弘さんは、大太鼓を打ち今や押しも押されぬ集団の中心メンバーだ。その彼が密かに12年間練習を重ねてきた津軽三味線を、初めて鼓童のレパートリーとして発表した。後輩の松浦充長さんと弾く三味線はきちっとしたリズムではじかれて新鮮そのもの。日本海の獲れたてとびきり旬の魚の刺身を味わうよう。

6/17
(日)

★昨日で1週間の殺人的セールが終わる。沢山のお客様の来店、メール注文等々有難うございました。

 夜、フラメンコ公演『アルマ・デ・オンブレス』を新宿文化センターに見に行く。木下伸市さんと海沼正利さんが出演。三味線とフラメンコ舞踊との息詰まる攻めぎ合いを期待していたが肩透かし。
 帰り道、花園神社の前を通ると、境内に翻る“赤テント”に吸い寄せられ、「休憩は終わりましたからあと1時間くらいですよーぉ」という受付嬢に頼み込んで料金を払い、テントの隅から入れてもらう。劇団名も『唐組』と改め『状況劇場』の往年の熱気と興奮はさらさら無いが、唐十郎の“水槽の中の水化粧”も見る事が出来たし、“衝撃のラストシーン”も見届けて帰路に着く。山手線の中で目を瞑れば、水槽の中を泳ぐ唐のなんとチャーミングな笑顔よ。

6/13
(水)

★朝、メールの送信機能がエラーの連続。送信不能の為、急ぎのメールは携帯電話から発信。折りしも大阪と名古屋から相次いで新幹線とんぼ返りでお客様が来店。店内、大阪弁と名古屋弁が飛び交う。その直後、古道具屋でケース付3,500円で今買ってきたと言う三味線の修理を持ち込むお客様有り。てんやわんやのわやくちゃの中、広島、茨城、藤枝、秋田からのお客様の電話対応も怠りなく。

6/10
(日)

★半期に一度の謝恩セール初日。いつもの事だが、店内のごった返しは体力勝負。
 早朝、我が家の箱庭畑より初めての収穫、インゲン18個を味噌汁にして頂く。朝露を一杯含んだとりたてのインゲンのひげはポキッと折れ、口に含むとやわらかく、サクっとした歯ざわりがなんとも贅沢。岩手のMさ〜ん、ごちそうさま。よしっ、これで闘えるゾ!

6/8
(金)

★昨日から関東地方も梅雨入り。昨夜の『おしゃれ工房』は顔なじみの人達ばかりで、ムフフ…。

6/7
(木)

★今夜は『おしゃれ工房』の第2夜“大興奮セッション演奏”。海沼正利さんとの共演も有り、益々楽しみ。

6/6
(水)

★夜、『おしゃれ工房』を見る。今夜は“津軽三味線に挑戦”という事で、女優の萩尾みどりさんと習い始めの女性に木下さんが津軽三味線を教える。教え方も適確だが、何度聞いても美しい音。

6/2
(土)

★午前中、IPCテレビ取材。日本在住ブラジル日系人向け番組だそうだ。

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