2000年
ニュース

AERA2000.12・18号上妻宏光氏、大きく掲載される

「これが最後の曲『大和』です」
そう和太鼓奏者が叫ぶとステージ前に観客が押し寄せた。往年のハードロックを思わせるダイナミックな楽曲に観客は大ノリだ。ギザギザした音色の三味線が切りこむと、ひときわ盛り上がる。
 ステージにはギター、ベース、ドラム、キーボードに、尺八、和太鼓、三味線と和楽器が交じる和洋折衷バンド。この日宇都宮市で行われた「六三四」のライブに千六百人が沸いた。
(AERA‘00.12.18号三味線ニューウェーブ 序文より)
写真/江口和裕

※この他、長唄の伝の会と義太夫の田中悠美子さんも同時に紹介されています。


『邦楽ディスク・ガイド』

 先日発行された邦楽CDガイドブック、
「邦楽ディスク・ガイド」(星川京児+田中隆文/編・音楽之友社刊、1,800円)に、『TSUGARU MODERN』が紹介されました。(
全文

 CDの解説だけでなく、各ジャンルや演奏家についても詳しい説明があります。読みやすく、面白いので是非どうぞ。


新聞・雑誌等に掲載されました

「木下伸市×上妻宏光プラスM」コンサートの模様が、各誌にて紹介されました。

・「FM fan」2000 No.21
「楽器商報」10月号
・「みんよう文化」10月号/11月号
・「
日本経済新聞」9月2日(土)夕刊の一面
全文


「木下伸市×上妻宏光プラスM」満員御礼

津軽三味線スーパーバトル! 燃える夏よ! さらば二十世紀よ!
[木下伸市×上妻宏光プラスM]

写真:検見崎誠

 イイ仕事が出来ました。出演者の皆様、沢山のスタッフの皆様、大勢のお客様、そして御支援下さいました全ての皆様のお蔭です。大変お世話になり誠に有難うございました。心より御礼申し上げます。

三味線かとう 加藤金治


「今、シャミセンがイカシている」

月刊エル・ドラード7月号〈特選エンタティンメント〉コーナーで、
岡崎香さんが「三味線かとう」を紹介してくださいました。
8/26のライブのことや、CD「TSUGARU MODERN」も推薦して頂いています。(全文


2000年山田千里杯争奪戦 木下伸市さん優勝

5月3日、弘前津軽三味線全国大会の2000年山田千里杯争奪戦で、木下伸市さんが見事優勝しました。優勝賞金100万円獲得。
上妻宏光さんは、満場の嵐のような拍手にも関わらず、惜しくも優勝を逃しました。
いずれにしろ、大フィーバーの1日でした。

現場レポート:加藤金治


陸奥新報2000年5月4日より

 津軽三味線の技術を競い、次代の演奏者を育てようという第十九回津軽三味線全国大会(県芸能文化研究会主催、陸奥新報社など後援)は最終日の三日、弘前市民会館で各級決勝や最もレベルの高いA級などを行い、全国各地から集まった上級者たちが熱いバチさばきを披露した。2000年を記念して設け、プロの実力者らが共演した山田千里杯は埼玉県の木下伸市さん(34)が獲得、副賞の賞金百万円を手にした。
 あいにくの雨模様ながら、連休後半の初日とあって、花見客ら多くの市民が観客席を埋めた。前日の予選までと違い、出場者の技術レベルが高く、それぞれ自分なりに習得した演奏方法で観客や審査員にアピール。観客たちは演奏中、じっと聞き入り、一人が終えるたび拍手でたたえていた。
 A級は岩手県の松田隆行さん(27)が制した。
 締めくくりに九年ぶり二度目となる山田千里杯大会を行い、A級の歴代優勝者や推薦者ら12人が出場。初代の杯を獲得した本県の渋谷和生さん(29)らを抑えて木下さんが栄誉を勝ち取った。三味線演奏者の山田さんは「津軽三味線のスターを輩出するため、来年は世界グランプリ大会を開きたい」と話していた。



国本武春さんが芸術選奨文部大臣新人賞を受賞

文部大臣新人賞に共に輝いた松たか子とパーティー会場で。
写真・横井洋司、月刊浪曲5月号より

 平成11年度の芸術選奨の受賞者が3月17日、文化庁から発表された。この1年間に優秀な業績を挙げた人物に贈られる文部大臣賞に映画監督の大島渚、劇作・演出家の野田秀樹、そして前途有望な新人に贈られる新人賞に俳優の松たか子が選ばれ、、話題を呼んでいるが、大衆芸能部門の新人賞には国本武春が選ばれた。
 浪曲師の芸術選奨受賞は平成5年度の春野百合子の文部大臣賞、平成2年度の太田英夫(現在の東家浦太郎)の文部大臣新人賞の二人のみ。武春の新人賞受賞はそれに続く三人目の快挙といえる。〜後略 (布目)

月刊浪曲2000年4月号より



上妻宏光さんが、私どもの店を紹介してくれました

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 六歳の時、初めて聴いた津軽三味線の音が、心臓にバコンときたんです。それから今まで、津軽三味線の音にこだわってきました。
 三味線ロックバンドを作りたいと思ったのですが、通常の三味線では音量が足りずに悩んでいた時、この店の「エレクトリック三味線」に出合いました。三味線独自のかすれや余韻を残しつつも、ずぶとい音が出るのに驚きました。音質を様々に変化させることも可能です。
 太鼓やエレキギター、ピアノ、他国の民族楽器との共演の幅もぐんと広がりました。今は普通の津軽三味線とエレキ三味線の両方で演奏活動をしています。
 さおの部分が削れて取り換えたり、革を張り直したりなど、三味線は常に手入れが必要な楽器。月に一度は足を運び、調整してもらっています。新たな挑戦を続けるための精神的な支えとしても、僕の演奏活動になくてはならない、大切な店なのです。(山)

◎2000年2月5日 日本経済新聞「SHOP」より

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