店主日誌
2010年4

4/4(日)

 先月末はちょっとした取材攻勢?・・・といえばカッコイイね。実際ホントに有難いことに、先日ウエブマガジン『Webちくま』の『東京右半分』というサイトの都築響一さんの取材を受けたことは前回書いたが、その記事が3月26日よりインターネット上で公開されている。都築響一さんはこんな本を書いているアブナイ人。

 次に3月31日の文化放送、野村くに丸の『くにまるワイド』に20分間も生放送で出演したのだ。『夢絃21』のことから始まり、中学を卒業してすぐの修業時代のこと、放浪の旅のこと、『Chito-Shan』のことまでとにかく生放送なので始めは勝手が分からなかったけど、途中からくに丸さんのツッコミにガチッとくっついていったよ。それにしても聞かれるままによくべらべらとしゃべったね。

 そして4月3日の土曜日は瀬川正仁さんのインタビューを受けた。これがインタビューだけで3時間も・・・。その後、すぐに皮張りの仕事にかかり、その様子をカメラも交えて入念に取材された。これについては後日、紙面になった時にまたお知らせしよう。瀬川さんはこんな本を書いている人。

 一介の三味線屋フゼイがこのように沢山のメディアから注目されることは、何よりも有り難いこと。

 三味線かとうにとってはもちろんだけれど、ここ『Chito−Shan』に集まる沢山の有名無名の三味線プレーヤーにとってもありがたいことだと思う。それはそういう耳目に触れることによって興味を持ってくださるお客様が一人でもここに足を運んでいただけるだろうということ。そして一人でも多くのお客様方にそれぞれの魅力ある三味線の音を聞かせる機会が出来るから。

4/5(月)

 今日は日比谷公会堂で行われた『津軽三味線コンクール』に出店してきた。9時から夕方6時過ぎの優勝者発表まで丸一日殆んど立ちづくめだった。

 というのは、ここでは三味線関係の付属品や三味線を販売するというよりも一週間後の『小山豊LIVE』や、5月、6月、7月に行われる『Chito−Shan一周年記念特別企画』の宣伝に徹したから・・・。

 山口真明はCDや本、または糸などの付属品の販売担当、ワタシは立ち寄る若い女の子や男の子に怪しく近づいては『ねえ、ねえ、ライブ・・・やんナイ?』などと、この場にふさわしくない言動でヒンシュクもの・・・は。は。。。 

4/19(月)

  三味線ライブハウスChito-Shanとして、早くも一年の月日が流れようとしている。昨年6月4日のオープニングパーティの時は梅雨入り時期に近かった。この時のことは6月14日の『店主日誌』にあるのでご興味の方はそちらをご覧あれ。

   その時は外壁の補修も未修復だったので毎回ライブの時に雨の心配をしていた。こけら落としの後になって屋上も含め全てのメンテナンスは終わった。

  今年、3階の和室から初めて見た桜、屋上と背丈が一緒の桜が目の前に、その下を都電が走る。桜が斬新に美しく見えた。

  そして今、やっとそのオープニングパーティのライブ写真を公開した・・・涙が出るほど懐かしい。

4/28(水)

 早い人だと明日からゴールデンウィークの大型連休が始まる。関東地方は今日まで雨が残るが明日から連休中おおむね晴天の日が続きそうだ。

 私たちは暦通りの休みなので飛び飛びで仕事ができる。というのは1ヶ月後に控えた『Chito-Shan一周年特別企画ライブ』の準備に万全を尽くさなければならないからだ。

 最初は高橋竹山ライブ。その後、一年に2度の謝恩セールを無事に済ませて、6月末に本條秀太カライブ、7月初めに木乃下真市ライブ。更に高橋竹山と木乃下真市はそれぞれのライブの翌日にワークショップを行う。

 その為、今年は連休中に弘前で行われる津軽三味線大会の出店も見合わせた。一般のお客様には昨日あたりからDMで今回の一連のイベントのお知らせをした。有難いことにライブ、ワークショップへの反応は頗る順調で、間違いなくチケットは完売になることだろう。ご覧になりたい方は今すぐ申し込んだ方が良いですヨ。