店主日誌
2007年2

2/18(日)  2月17日夜、北千住居酒屋、泡盛『琉球王朝』。格別の味、特別な夜。
「 Congratulation!! 」
2/17(土)

 先週の日曜日、深夜から早朝にかけて、ウイリアム・ハートを“特集”で3本見た。ヘッドホンの音量を上げて聞くとDVDもなかなかいいぜ。「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「天国の青い蝶」「愛は静けさの中に」。やっぱり彼は渋いね。中でも「スモーク」はダントツだね。ひと頃のジョニー・デップの若いのに似合わないシブさは好きだった。でも「カリブの海賊」は苦手だな。

2/15(木)  「老婆は一日にして成らず」…坂田明さんのサイトのご本人のメッセージ。思わず吹き出してしまったが、その後、ム、う〜〜ムと唸ってしまった。
2/12(月)

 河津桜今が見ごろの朝のワイドニュース、ついこないだ固い蕾のこの道を歩いたなァとおもいつつ・・・。

 昨日は1200人満員の戸田市文化会館で『津軽三味線A級三連覇対決』浅野祥VS松田隆行のコンサートが行われた。と言っても出演者は多彩で、目覚しく成長する小田島流の若手の歌い手、民舞手踊り、三味線奏者たちのほか、ベテランも混じった和気あいあいのコンサート。第1部は民謡の古典が中心でラスト近くに浅野祥VS松田隆行の対決バトル?が披露。松田隆行さんが終始軽やかにジョーク交じりで祥君をリードするので“対決”と言うより、おいしくブレンドされたショコラのような味わい。

 第2部は小田島徳旺プロデュースによるアレンジ民謡ユニット『民神(たみがみ)』。中央で浅野祥君と小田島徳旺さんの三味線お二人が立って“夢絃21”を弾き、佐藤英史さんがすぐ横で尺八を、エレクトーンは“東京バトルU”で祥君とセッションして衝撃的な印象を残した長門暁君、ほかにピアノ、和太鼓、そして女性ボーカリストと並んで松田隆行さんが黒のスーツに胸に真っ赤なバラの花(実際はバラかどうか一番後ろで立ってみたので定かではないが)でびしっと決めて、「塩釜甚句」、「牛追いFlash」、「最上川舟歌」・・・などをなめらかな溢れる声量で歌い上げてゆく。東北の地元の若者たちが地声でふるさとの唄を歌い、力強く演奏する姿にヤバク感動してしまった。

 終演後、一緒に裏方を手伝いに行った山口君、倉橋君に戸田駅まで送ってもらい、初めて埼京線に乗って六本木に向かう。かつての“戦友S”が俳優座裏の小さなバーで芝居をやると言う。去年もなかなか見にいく機会が無かったが25人入れば満席と言うシチュエーションに惹かれて是非見たいと思っていた。案の定、彼は昔と変わることなくしなやかに、誠実に、自分に正直に、“すっからかんのか〜ん”と歌う。サトちゃん今日もとっても良かったよ。明日もお天気らしいよ。

2/4(日)

 天気がいいので出かけようと思って車を取りに店に寄ったら片付け物が多くて気がついたらもう夕方。

 先週の日曜日は映画を見に久しぶりに有楽町で下りて丸の内ピカデリーに行ってみた。『硫黄島・・』か『武士の・・』を見るかぐらいなつもりで行ったが、両方とも次の回まで1時間以上ある。時間つぶしに阪急デパートをぶらぶらしていたら急に憶劫になって帰ろうと駅に引き返した。切符まで買ってふと見ると改札口の横の壁に『魂萌え』のポスター。特に風吹ジュンのフアンではないが、大好きな加藤治子が出ているので見たいと思っていた映画。しかも彼女のヌードシーンがあるという、迷うことなく直行。問題のシーンでは何故か嬉しくてニコニコしてしまった。さっき新聞で知ったが加藤治子は84歳だそうだ、ス〜〜バッラスィ〜イ!

 この時期しか時間を確保できないせいもあってか、このところDVDなどでやたら映画を見ている。『ホテル・ルワンダ』と『羊の啼き声』は時代と場所こそ違うが状況がとてもよく似ている。グウィネス・パルトロー主演の『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』と寺尾聡の『博士の愛した数式』は偶然、数学者が主役。同じくグウィネス・パルトローの『抱擁』も大学教師役、とてもいいんだなこれが。あっ、急に『スモーク』のウイリアム・ハートを思い出した。そうだ今度は彼の番だ、TSUTAYAに行って来ようっと。