店主日誌
2006年
12月

12/21(木)

 銀杏が毎日黄色い葉を散らせている。朝、山口君と倉橋君が変わりばんこに歩道一面に散った葉を掃除する。年の暮れもいよいよ押し詰まってきた。過ぎてしまえばあっという間の2006年。1年を振返るにはまだ仕事が落ち着かない。残りの作業を洩れなく終えてから・・・。

12/2(土)

  ボリビアに赴任して久しぶりの休暇で日本に戻ったお客様が来店、スパニッシュないでたちにまずびっくり、向こうでは会話はスペイン語、「へえ、スペイン語ですか〜」と関心する。「ノリで乗り切ってますよ〜あはは」と日本人離れした笑顔もめちゃ明るい。そのあとフランスに嫁いだ娘さんのために小物を買いにお母さんが来店、クリスマスのパーティに呼ばれて向こうのお母さんにお土産にとか。昨日はアメリカからのメールに何とか辞書と格闘しながらたどたどしく返信する・・・なんと地球は狭くなったもの。

12/1(金)

 先月は書くぞ〜なんて意気込んでみたものの、このありさま。。。。。と。う。と。う。師走に突入した。その寒風を切って朝一番、元気のいい中学生たち7人の学習遠足の訪問を受けた。熱心な生徒達に三味線のことを興味深く質問された。

 この1ヶ月ほどは謝恩セールの準備から始まり、セールの忙殺7日間と前後して夏の『東京バトルU』のCD化へ向けてミックスダウン、マスタリング、ジャケット制作に没頭、信頼するスタッフと一緒に三味線かとうの総力を挙げて粘り強くやれるだけのことはやった。予定より遅れたがやっとここへ来て発売日のめども立ち、あとはひたすら完成を待つのみ。

 タイトルは『TSUGARU 4 ―未来へ―』。才能豊かで未来への可能性に溢れた若い素晴らしい4人のプレーヤー達の、ライブならではの緊張感に満ちた記念すべき名盤になると確信している。早速ジャケット写真だけでも更新しよう。