店主日誌
2006年5

5/27
(土)

 新緑の5月だが、今年は例年になく雨の多い日が続いている。今朝も細かい雨に濡れながら出勤。都電沿道の赤、白、黄、ピンク、オレンジ色のバラが今を盛りに咲き誇る。

 『東京バトルU』までちょうど3ヶ月。月刊誌『バチ2』は4月号で早くもコンサートの内容を紹介し、みんよう文化6月号は「2006フレッシュ座談会 津軽三味線『東京バトル』で激突」と題して出演者との一問一答を2ページに亘り、ぎっしりと掲載した。お客様の関心も非常に高く全国からの問合せが多く、3ヶ月前にしては異例のスピードでチケットが売れている。

 出演者の新田昌弘や小山豊は自分たちのユニットのライブを精力的に行い、満員の客席を熱いものにしている。浅野祥は5月4日の弘前津軽三味線大会でA級3連覇を果たし、柴田雅人は準優勝。金木の大会では浅野祥は出場しなかったが、柴田雅人が優勝した。日々刻々成長する四人の若者たちの逞しい腕っぷしがどんどん楽しみになる。

 三味線かとうのホームページは全面的なリニューアルとまでは行かないが、これまで不足だったコンテンツをよりわかりやすいものにしようと情報を追加している。過去の『ちとしゃん亭特別企画』も2000年に行った『木下伸市×上妻宏光プラスM』からライブ写真とアンケートの抜粋を添えて昨日更新した。それからブログ形式の『スタッフ通信』も開設した。日常の仕事の様子をこまめに軽く掲載していくつもりだ。

 そして1週間後には半年に一度の謝恩セールが始まる。お客様に喜んでいただける品物を揃えられるように着々と準備している。

5/4
(木)

 夕方、弘前市民会館に居る山口繁夫より、「A級優勝浅野祥、準優勝柴田雅人、女性A級優勝松橋礼香」との電話報告有り。

5/3
(水)

 毎年のことだが店の前の桜の木の新緑が始まると銀杏の並木も一斉に緑の若葉を吹き出し、その下には赤紫色の鮮やかなつつじが彩りを添え、都電の専用軌道の中の沿線には硬いバラの蕾がいっぺんに膨らみ始めて今か今かと出番を待っている。

 山口繁夫と山口真明は昨日の朝、店を出発して弘前の津軽三味線大会に向かった。今頃仕事熱心な二人は津軽三味線の音が1日中響き渡るあの市民会館の中で、『夢絃21』や『サイレント』、そして『すべらない糸巻』の紹介に余念がないことだろう。そうだ、今回は8月に行う『東京バトルU』の宣伝にも声を枯らしているに違いない。

 私はこの連休中、ホームページのリニューアルに取り組んでいる。と言っても全てのシステムは若いS&Kがやってくれるので、自分の役割は全体のこと、それぞれのコンテンツの中で新しく付け足したい写真やあらゆる文章の手直し、たまっている沢山の情報の選別、そして公開だ。6年前に開設した当初からどうもライブ活動やニュースとかメディア情報は多いが、三味線や製品のコンテンツがいまいちなのが弱いところか。その辺のことを考慮しながら修理品のことも少しは載せなくちゃナとか、そうだなァ・・・いろいろ見るとブログもいいなァなんて、この機会に毎日ゆっくり歩を進めている。