店主日誌
2004年1〜3月

3/20
(土)

 昨日の大阪から上妻宏光『Beyond』全国ツアーが始まり、名古屋に見に行く。
全体に甘くまろやかで、初めて聞く三味線の音・・・。M・山口氏ご苦労様。

3/15
(月)

 ぴあ就職カタログ『音楽の全仕事』3月号に「夢絃21」や仕事のことなどが3頁にわたって掲載されている。

 昨日は『高校生バンドコンテスト』を原宿アストロホールで見た。初めてのことなのと高校生メンバーに新鮮な刺激を受ける。

3/12
(金)

 古い友人に頼み、大至急で8月21日の『TOKYO BATTLE』の仮チラシを刷り上げ、明日の日立市で行われる上妻宏光コンサートの折込に間に合わせる。

3/5
(金)

 愛犬の散歩中、近所の軒先から白い梅の小枝が顔をのぞかす。空は青く空気清浄。

3/1
(月)

 邦楽ジャーナル3月号に8月21日に行う三味線バンドコンテスト『TOKYO BATTLE』の広告を掲載。三味線の新しい可能性を求める、その一つとして主催するが、全国の若い力に溢れる三味線奏者たちの襲来を期待し、進化する三味線音楽の出現を切望。

2/23
(月)

 昨夜、春の嵐が遅くまで吹き荒れ、その風と雨音を快く聞きながらいつの間にか眠ってしまった。今朝も木の葉が舞い、新聞紙や買物のビニール袋、ポリバケツの丸いふたまでが、カラ、カラ、カラ〜っと勢いよく音を立てて転げまわってゆく。・・・また胸騒ぎする妖しい季節がやってきた。

2/22
(日)

 アニメの『NITABOH』を銀座の映画館で見た。単純に感涙した。

 夕方、渋谷タワーレコードでの上妻宏光インストアライブを見る。新しいCD『BEYOND』から何曲かは初めてのお披露目で見ていても緊張する。この日、M・山口が朝からお手伝い。

2/21
(土)

 2日間のちとしゃん亭は予想通り超満員のお客様で狭い店内は膨れ上がった。外の2列に置いた縁台はすぐに一杯になり、寒風をものともせず立ち見のお客様がぐるりを取り巻いた。ゲストは初日が津軽三味線のはなわちえさん、2日目は山本普乃さんと上原潤一さんのお二人。津軽三味線の西はじめ君と広原武美君が豪華に飛入り参加する。他の演奏者もお客様もいつものように楽しく盛り上がり、ここに集まったすべての人たちとの貴重な時間の共有を改めて有難く感じる。

 9日が引越し、10日から約2ヶ月ぶりに改装した店で営業開始。改装といっても天井や壁紙をなどを綺麗にした程度なのでお客様からは「あら、どこが変わったの?」という声もあり。

1/26
(月)

 あっという間に1月も下旬となりにけり。

 年始めはNHKの『スタジオパーク』に新田昌弘君が夢絃21を元旦から初使用した。大晦日のリハーサルからM・山口がついて行き、元旦の生放送本番は獅子舞をバックに快調に夢絃21の音が全国の茶の間に届いてゆく。

 その日の夕方、同じくNHKの『民謡大全集』で、木下伸市氏と上妻宏光氏による目の覚めるような2004年初演奏を見る。

 今、2月7日、8日のちとしゃん亭の準備をしている。5年ぶりなので、お客様はとても楽しみに待っていて下さる方が多い。今回はその為にも2日間続けて行うが相当込み合いそうだ。そんな中、わが母校の荒川第5中学から三味線の授業を頼まれ、S・山口とM・山口は三味線の手ほどきをナント「講師」として中学生に教えに行く。