店主日誌
2002年1月

1/30
(水)

 上野文化会館で『浜根由香コンサート』にゆく。美しい声にあまりにも心地良い子守唄に素直にコックリする。

1/24
(木)

 木下伸市の六本木・ベルファ―レのライブを観た。この日ベルファ―レに集まった約800人の観客は木下さんがどんなライブを展開するのか期待を込めて待った。……ホントに凄いライブの後は言葉がない。ひたすら「キノシタ―!」「待ってましたァー!」「イヨ〜〜〜ッ!!」「イヤ〜〜!!」などと訳のわからない事を叫び続けているワタクシであった。

 

『木下伸市津軽三味線奏者(36)東京・六本木のヴェルファ―レでコンサートを行った=写真。皮ジャン姿で、ドラムの伴奏にのせて津軽三味線をダイナミックにかき鳴らし、伝統音楽と現代音楽が融合した新感覚の“音”で約800人の若者を熱狂させた。フィナ―レでは、13〜30歳の美女ダンサー11人が登場。ヘソだしルックのセクシーダンスと三味線のリズムが絶妙な
異空間を作り出した。』(写真・文 サンケイスポーツ新聞2002/1/24より)

1/20
(日)

 昨日、今日と福岡で『六三四』ライブ。上妻宏光の『六三四』最終ライブだ。初めて『六三四』の舞台を踏んだ時からあっという間の10年。思い出すといろんな場面が浮かぶ。文京の野外ステージから始まり、フィルモア・イーストほか数々のライブハウス、大小様々なコンサートホール。その時々の三味線の音、特に他楽器との共演の際の三味線の音の立ち上がり、音質などのほか、三味線を弾きながらの動き方なんか初めの頃のぎごちなさ等など。どれを思い出しても印象深いのはいつも必死に三味線を弾く姿だ。余裕なんてまるで感じなかった。でもそれが『六三四』での上妻宏光のスバラシサだった気がする。まさしく青春の一時期を一気に駆け抜けた。ラストステージは是非観たかったが…。

1/12
(土)

 国本武春さんがアニメ『サクラ大戦』の作者広井王子氏を連れて来店。あとで『サクラ大戦』のことをネットで調べたら興味津々。

1/11
(金)
 山口真明新人、今日から津軽三味線の稽古、福士豊秋先生に入門。
1/10
(木)

 「米国に『下駄の雪』のようにつきそうだけでは思考停止である。自立的に判断する選球眼を磨きたい。」(朝日新聞2002/1/8朝刊社説より)

1/9
(水)

 有線放送の取材、昨日に続き5人のスタッフが来訪。主に初心者が三味線に触れる様を写真取材。山口繁夫選手の出番、美人のスタッフに囲まれご機嫌で丁寧に指導する。課題曲はスマップの『夜空ノムコウ』…。

1/8
(火)

 NHK『公園通りで会いましょう』の取材で上妻宏光氏来店。いつもの冗談交じりの会話をそのまま収録、1月30日(水)ハイビジョンとNHK総合でオンエア。

1/7
(月)

 今日から仕事始め。店のシャッターを開ける前に、お隣りのお婆ちゃんが玄関前をすっかり曲がった腰を更に折り曲げて掃除しているところへ新年のご挨拶。短い白髪に白い頬、曲がった腰のまま顔だけ半分こちらを見上げて、小さな唇につけた紅い紅がニッコリと微笑む。今年90歳になる素敵な人。

1/1
(火)

 お台場のフジテレビ最上階の球体展望室で上妻宏光のLIVEがあり、元旦早々ゆりかもめに乗りお正月気分で出掛けた。12時、14時、17時の3ステージで初回を見たが、上妻宏光目当てのお客さんで一杯だった。今年は上妻くん、かなりのハードスケジュールになるんだろうなァ。