ちとしゃん亭


 ちとしゃん亭は1989年6月25日、第1回目を皮切りに年3〜4回、店内を開放して三味線コンサートを開催して参りました。三味線の他に筝、尺八、笛太鼓はもちろん,様々な民族楽器、洋楽器などが入り乱れての賑やかな催しです。

 2009年5月16日、『さよなら、ちとしゃん亭』を行い21年間の幕を閉じました。そして同年6月6日より2Fにオープンした三味線ライブハウス『Chito-Shan』に移行しましたが、お客様のご要望に応え、年に1回だけの『年忘れちとしゃん亭』として復活いたしました。
 
 三味線を習い始めの方から一流のプロ奏者も交えての楽しい催しです。どなた様もお気軽にお越しくださいませ。

ちとしゃん亭のテーマ
作詞・作曲、唄・三味線/国本武春

1.ここは町屋の三味線かとう 粋なかまえにさそわれて
  ちょいと立ち寄りゃ今度の土曜 楽しい催しあると言う
  ご近所総出で来てみれば
  (繰り返し)
  〈「あ〜、ほんと、楽しかった」 笑顔ほころぶ ちとしゃん亭〉

2.家路を急ぐチンチン電車 うらやましげにこちらを見てる
  夕空ひびく三味、太鼓 音色につられて私も僕も
  ご家族総出で来てみれば
  (繰り返し)

3.端唄、小唄に長唄、津軽 おどり、浪曲、民謡、ロック
  三味線、太鼓に尺八、お琴 ギター、胡弓に世界の楽器
  楽しい仲間が集まれば
  (繰り返し)
  笑顔ほころぶ ちとしゃん亭

 

出演者たち

ゲストの皆さん

珍しい出演者たち

お客様方

最近のちとしゃん亭

第37回ちとしゃん亭(2007年4月14日)

第36回ちとしゃん亭(2006年4月15日)

第35回ちとしゃん亭(2005年10月1日)

第32回ちとしゃん亭(2004年2月8日)

 ここに掲載させて頂きましたのは、出演者のほんの一部の方々です。
ちとしゃん亭にお集まりくださいました全ての出演者の皆様、お客様方に、
謹んで、深く御礼申し上げます。
            店主 加藤金治 



 

 自由に気楽に三味線の音を聴いてもらい、奏者も観客も楽しもうという「ちとしゃん亭コンサート」が28日、荒川区東尾久六の三味線店=加藤金治さん(42)経営=で開かれる。店を無料開放しての浪曲や民謡のミニコンサート。今度が三回目で、新しい下町名物に。―中略― 
 出演も浪曲、民謡のプロばかりではない。昔芸者に芸を教えていた元師匠のおばあちゃんが背筋をピンと伸ばして演じる。幕間に手品を出すおじいさんもいる。銭湯帰りの近所の人が立ち止る。都電の運転手がちょっとのぞいていく。―後略―

          【毎日新聞1990/1/19とうきょうしたまち】より


 「三味線かとう」は三味線販売修理の専門店。約十四畳のスペースに三味線や小物が所狭しと並ぶ。この店がある日、住民の憩うコンサート会場に早変わりする。三味線コンサート「ちとしゃん亭」のためだ―中略―  
 店内十四畳のうち四畳の畳部分がステージで、じゅうたんと座布団を敷いた十畳の床部分が客席。また、室外にも縁台を二つ置き、ガラス戸越しに見えるようにした。会場が都電荒川線沿いのあるため、都電の中からコンサートをみつけた乗客や銭湯帰りの人たちも立ち寄り、観客は約九十人に膨れ上がった。―後略―

【読売新聞1990/12/22わが街わが名物】より


下町に伝統芸能10年の実績

都心の繁華街から離れているだけに、地味な存在だが、邦楽などを中心にした異色のミニライブハウス二つが、そろって十年の実績を積み上げた。江東区門前仲町の「門仲天井ホール」と荒川区東尾久にある三味線かとう「ちとしゃん亭」。一時代を築いたジァン・ジァンは来年いっぱいで閉店が予定されているが“伝統芸能のジァン・ジァン”に燃える心意気――。(富沢慶秀、田中冴子)
―略―
 「ちとしゃん亭」は三味線の専門店「三味線かとう」が年に数回、不定期で店内のすべてを取り払って無料で行っている邦楽ライブ。50人も入れば満杯。
 2時間のライブは二部構成で、一部はアマ、二部がゲストで永六輔、浪曲師で三味線ロックの国本武春、津軽三味線の二代目高橋竹山らも出演した。
 ライブのスタートは1989年6月で、店のオープン3ヵ月後。今年はすでに2、4月に開催し、29回を重ねた。
 店主の加藤金治さん(51)は三味線の皮張りが専門の職人さん。「開店当時、この業界はどん底だった。でも三味線を見た事も聴いたこともない人に、ぜひ生で聴かせてみたい。そうしたら、きっと弾きたがる人も出てくるのではと、期待を込めて始めた」と話す。
 こんど10周年記念イベントとして、7日間ぶっ続けのコンサートを東京・荒川区のムーブ町屋で開く。7月13日は前夜祭、14日〜17日は長唄・東音近藤幸子、本條秀太郎、高橋竹山、国本武春が日替わりのソロコンサート。
 18、19日は「津軽三味線チャンピオンTOKYO決戦PartU(93年にPartT実施)」と銘打ち、木下伸市、上妻宏光に、青森から渋谷和生、進藤正太郎が駆け付けてバトルを繰り広げるという。
 連絡先(電)03-3892-6363
 モンテン、ちとしゃん亭両方の常連の国本武春は「門仲では神田北陽さんと浪曲を中心とした『かたりまSHOW'98』を奇数月にやっていますが、音がいいので12月に弾き語りも。ちとしゃん亭の方は10年前の第1回から5、6回出演。両方ともこれぞ下町気分という中で浪曲、ロックバンド、何でもやっています」とその良さを語っている。

【東京新聞1998/6/13(土)夕刊】より